11月定例研修会

2017.11.17

ねりま社会福祉士会

 先の衆議院選挙においては、各政党の公約の中に教育の無償化や負担軽減等が掲げられていて、子どもの教育格差の問題を何とかしなければならないという部分においては、我が国においてもある程度共通認識されているところです。
 その一方において、大学の学費の高騰やそれを負担する親たちの収入の伸び悩みは、実際に通学している学生の生活にも影響しており、アルバイト中心になって学業が疎かになったり、卒業後に多額の奨学金返済で苦労するケースも少なくありません。さらに、親などが教育費を負担できる金額によって、子どもの進路の幅が決められてしまう状況もあり、いわゆる「貧困の連鎖」の問題を解消していくことも求められています。
 今回の研修会では、長年にわたって子どもの貧困・教育格差に関する研究をされている東洋大学の小澤浩明先生を講師としてお招きします。前半においては、先生から子どもの貧困・教育格差の現況に関して、調査研究のデータなどをもとに講義をしていただきます。後半ではグループディスカッションを行って、参加される皆さんそれぞれが子どもの貧困について日頃考えていることや、講義を聞いての感想などを出し合い共有できるようにします。
 なお、今回の研修会は、練馬区職員労働組合福祉事務所分会との共催にて開催します。
日程
2017年11月30日(木曜日)
19時00分~21時15分
会場
名称:練馬区立生涯学習センター 2階第一教室
住所:練馬区豊玉北6丁目8番1号
交通:西武池袋線 都営大江戸線 練馬駅下車 徒歩10分
電話:03-3991-1667
内容
テーマ 「子どもの貧困・教育格差を考える」
講師 小澤 浩明氏 (東洋大学社会学部教授・教育社会学)
前半では講師よりテーマに沿った内容での講義、後半では小グループに分かれての意見交換を行います。
対象
このテーマに関心のある方であれば、どなたでも
定員
54名
費用
無料
申込
申込は不要です。当日直接会場までお越しください。問い合わせは、以下のアドレスまでメールにてお願いします。
Mail:nerima.koho@gmail.com