2017年度 司法福祉公開講座


2017.11.06

司法福祉委員会

東京社会福祉士会は、東京三弁護士会と協働して、福祉的支援が必要な罪に問われた人を、被疑者・被告人の段階で支援しています。その活動の中で、長年パートナーもしくは家族からの虐待に耐えてきた女性が、加害者となってしまった事件が多くあることに気付きました。凄惨な暴力や差別の被害歴をもつ多くの女性たちが、なぜ被害者としてではなく加害者(被疑者・被告人)として刑事司法に関わることになるのか。このような問題の背景やこれからの展望を、当事者研究、刑事司法制度の枠組み、そして地域の課題として考える必要があると思われます。ぎりぎりの状況に追い込まれてなお、 福祉の手につながることなく加害者となってしまった女性への支援について、司法、医療、福祉等の関係者そして当事者や市民と考えたいと思います。
Facebookを開設しました。ご覧ください。
https://www.facebook.com/2017shihofukushikouza/
日時
2018年2月24日(土曜日) 13時~17時
会場
名称:早稲田大学 早稲田キャンパス 8号館地下1階B101教室
住所:東京都新宿区西早稲田1-6-1
交通:地下鉄東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩10分
テーマ
社会的な差別・抑圧によって加害者となった女性への支援
講師
基調講演:「加害者」と「被害者」の両面性
香山リカ氏[立教大学教授・精神科医・ NHKラジオパーソナリティー、1960年北海道生まれ,東京医科大卒業.講演活動、著作多数。]
□シンポジウム:社会的な差別・抑圧によって加害者となった女性への支援
香山リカ氏
渡辺智子氏[回復者]
白木麗弥氏[第一東京弁護士会 弁護士]
コーディネーター:橋本久美子氏[社会福祉士・刑事司法ソーシャルワーカー/
東京社会福祉士会:司法福祉委員会 委員]
内容
資料をご覧ください
対象
社会福祉士、保護観察官、保護司等の関係者、一般市民、学生等。立場や職種は問いません
定員
300名
費用
有料
1)東京社会福祉士会の会員・学生-1,000円、
2)他の道府県社会福祉士会の会員・保護司-1,500円、
3)その他(一般)-2,000円)
懇親会
講座の終了後、希望者による懇親会を、26号館(大隈記念タワー)15階 レストラン「森の風」にて開催します(参加費:4000円)。参加希望者は、受講申込の際にお申込みください。
申込
下記の必要事項を明記の上、東京社会福祉士会:司法福祉委員会(E-mail:office@waseda-spike.jp FAX.03-6907-0512)まで、メールかファックスでお申込みください。(郵便は不可です)
【必要事項】①氏名(ふりがな)、②住所/連絡先(「自宅」か「職場」かを明記/〒・TEL番号・FAX番号、メールアドレスも)、③職場/所属先名、④東京社会福祉士会の「会員」か「非会員」の区別(「会員」の場合は、会員番号と「司法福祉委員であるか否か」を/保護司・学生の場合は、その旨を明記)、⑤懇親会への参加・不参加)
備考
定員を超過してお断りをするとき以外は、こちらからは連絡をいたしません。ご了承ください。