東京社会福祉士会

2015.08.14

司法福祉委員会

 

 2009年度より、刑事司法においては福祉との連携が大きく動き出した。法務省は矯正施設や更生保護施設に国家資格のあるソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)の配置を始め、厚生労働省は彼らを中心とした「地域生活定着支援センター」を創設した。また、法務省・保護観察所での配置と実践はさらに強化され、2012年度より地方検察庁への社会福祉士の配置も開始された。まさに、刑事司法における新しい時代が始まったといえる。新時代の幕開けから6年が過ぎ、各分野での取組みは如何に進められ、どのような成果を挙げたのだろうか。今年度は、この取組みをさらに緻密に進める意味で、立場や状況による現状と課題についてご報告いただき、共に学びたいと考え、この総合テーマを掲げた。ソーシャルワーク実践を踏まえて、この課題を深化できれば幸いである。

2015年度 司法福祉連続講座(全5回)

日程

2015年9月18日、10月16日、11月20日、12月18日、2016年1月15日
(いずれも第3金曜日)

時間

19時より21時(終了後、懇親会:自由参加)

会場

内容

「多様な立場と非行・犯罪の関係」

 

<全5回>

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第1回 2015年9月18日(金)

「少年と非行」

鈴鹿医療福祉大学教授/元日本司法福祉学会事務局長 藤原正範 氏

 

第2回 2015年10月16日(金)  

「青年と非行・犯罪」

世界の医療団/特定非営利活動法人 TENOHASI/社会福祉士 中村あずさ 氏

 

第3回 2015年11月20日(金)  

「高齢者と犯罪」

府中刑務所 教育部 教育専門官 矢澤正次 氏 / 関根智之 氏 / 淺谷 環 氏

 

第4回 2015年12月18日(金)  

「女性と犯罪」

売春問題を考える会 事務局/元婦人保護施設 職員/社会福祉士 田口道子 氏

 

第5回 2016年1月15日(金)  

「障害者と犯罪」

弁護士/横浜弁護士会/元日弁連障害・高齢者問題委員長 川島志保 氏

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※原則として5回セットです。会場と時間は同じです。

募集対象

社会福祉士・精神保健福祉士を中心に各種専門職、行政官、保護司、学生等、立場は不問。

定員

70名(9月10日締切。なお、定員に達し次第締め切ります)  

参加費

東京社会福祉士会会員/学生:5000円

他道府県社会福祉士会会員:7500円

その他(一般):10,000円

 

受付初日支払 (懇親会への参加料は別途)
※原則として5回セット

申込方法

(1)氏名(ふりがな)

(2)連絡先(自宅か職場を明記)の住所、〒、電話番号、メールアドレス
(3)職場名

(4)会員・非会員の別(※学生の場合はその旨を記載のこと)
を明記のうえ、「司法福祉委員会」事務局まで、メールでお申込みください
(郵便やFAX申込は不可)。
E-mail:info.tcsw.shihoufukushi@gmail.com

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