東京社会福祉士会

2013.08.16

司法福祉委員会委員会

 

 法務省は2009年より矯正施設や更生保護施設に社会福祉士の配置を始め、厚生労働省は「地域生活定着支援センター」を創設し、社会福祉士を中心にしたスタッフによる運営を始めた。そして、大きな成果をあげている。また、「入口支援」と称される被疑者・被告人段階での取り組みも、社会福祉士が関わり各種のモデル事業が開始されている。このような刑事司法におけるダイバージョン(非刑罰の手続)の動きはさらに加速し、そこでのソーシャルワーク実践(司法福祉)は、社会福祉の分野で大きな位置と役割を占めると考えられる。そのため、社会福祉士の専門職団体として、司法福祉に関する研修(連続講座)を昨年に引き続き開催し、知識と技能の向上を図る。今年度は、司法福祉(司法と福祉の連携)の全体についての理解を深める。

イベント名称

「2013年度 司法福祉連続講座(全5回)」

日程

2013年10月〜2014年2月の各月第4金曜日

 

時間

19時00分〜21時00分

会場

内容

「再犯を防ぐ−福祉的支援が必要な人々への取り組み」

 

<全5回>

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第1回 2013年10月25日(金)

司法福祉総論と警察・検察段階での取り組み、  

中央大学法学部名誉教授/常磐大学大学院教授・藤本哲也 先生

 

第2回 2013年11月22日(金)  

裁判段階までの支援  

そえじま法律事務所弁護士・副島洋明 先生

 

第3回 2013年12月27日(金)  

矯正現場での様々な取り組み  

法務省矯正局成人矯正課補佐官・日笠和彦 先生

 

第4回 2014年1月24日(金)  

更生保護制度での取り組み  

法務省保護局更生保護振興課社会復帰支援室長・押切久遠 先生

 

第5回 2014年2月28日(金)  

福祉制度による様々な支援  

厚生労働省・社会援護局 総務課 課長補佐・梶川一成 先生

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※原則として5回セットです。会場と時間は同じです。

募集対象

東京社会福祉士会会員、他道府県社会福祉士会会員、一般

定員

50名

参加費

東京社会福祉士会会員: 5,000円
他道府県社会福祉士会会員: 7,500円
一般: 10,000円

※原則として5回セット

 

申込方法

早稲田すぱいくoffice@waseda-spike.jpへメール、
もしくは03-5285-6817へFAXにて

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