支援者のための成年後見制度活用講座

2022.05.31

権利擁護センターぱあとなあ東京

 東京社会福祉士会は認定社会福祉士認証・認定機構の認証を受けた研修として、標記の講座を添付チラシのとおり開催いたします(研修認証番号:20160015)。
 本講座は、成年後見制度及びその関連する法制度を学び、成年後見制度における権利擁護の視点を理解し、成年後見制度の普及啓発を図ることを目的としております。
 成年後見制度は、2016年に施行された「成年後見制度利用促進法」に基づき、利用者がメリットを実感できる制度・運用の改善等をポイントとした第一期基本計画から、2022年度より第二期基本計画に移行し、さらに取り組みが強化されています。2021年度に公益社団法人日本社会福祉士会が厚生労働省の委託を受け、事務局としてとりまとめた「日常生活自立支援事業等関連制度と成年後見制度との連携の在り方等についての調査研究事業」でも報告されたとおり、第二期基本計画においては総合的な権利擁護支援策を講ずることとされており、そのなかに成年後見制度が位置づけられております。このような社会の動きや地域における実践を踏まえた本講座は、さまざまな立場で成年後見制度に携わる支援関係者の方にとって、成年後見制度の基本を学び、最新の動向にも触れ、実務に生かすために大変役に立つ内容となっています。

 ぱあとなあ東京成年後見人等候補者推薦名簿の登録を希望される方は、基礎研修Ⅲの修了とともに本研修を修了し、「成年後見制度の基礎(ぱあとなあ名簿登録研修受講要件)」を受講する必要があります。今年度の「成年後見制度の基礎」研修は2回目を11月、12月に実施する予定です。ぱあとなあ東京の成年後見人等候補者推薦名簿に登録を行うことを希望される会員の方で2017年度から2021年度までの「支援者のための成年後見活用講座」を未受講の方は、本研修の修了が必要となります。

 ぱあとなあ東京成年後見人等候補者推薦名簿の登録を希望されない方でも社会福祉士有資格者の方は当会が主催する「成年後見制度の基礎」の受講が可能となっておりますので、成年後見制度の中核機関の役割を担う方や権利擁護の相談を受ける方等は、ぜひ、本講座の受講をお勧めします。

 上記名簿登録を希望されない方で、別表1の申込区分②の受講対象に該当される方は、本講座の一部を受講いただくことができます。成年後見制度の基本的な知識を身につけたい方は、ぜひ、お申込みください。

本講座については、感染拡大予防のため、Zoomを用いた研修といたします。
 なお、国や東京都の見解表明により、状況が変化した場合は実施できないこともありますので、ご了承の上、ご参加を検討ください。

日時
2022年8月27日(土)9:15~16:45
2022年8月28日(日)9:15~16:45
2022年9月17日(土)9:15~15:00
2022年9月18日(日)9:15~16:45(認証以外は13:00まで)
実施方法
Zoomによる双方向型の研修
(出席は課目ごとに確認させていただきます)
テーマ
成年後見制度の法制度と実務への活用について
講師
弁護士・司法書士・社会福祉士など
内容
チラシ
対象
社会福祉士、行政機関・中核機関(予定含む)、社会福祉協議会、権利擁護センター、地域包括支援センター、障害者相談支援事業所、医療機関等で成年後見に関わる相談業務に従事している方もしくは業務を担う可能性がある方
定員
80名
費用
認証単位取得 東京士会会員 28,000円
認証単位取得 東京士会非会員社会福祉士 31,000円
認証単位取得以外 東京士会会員 26,000円
認証単位取得以外 東京士会非会員 28,000円
申込
下記URLよりお申し込みください。
URL:https://1434f31f.form.kintoneapp.com/public/c57ec40134db042108899443354de2774646ec43b85c677d43a3f1cb570f145e
申込締め切りは、 7月11日(月)です。受講可否は、7月31日(日)までに郵便にてご連絡します。
研修受講方法、受講費の納入方法、テキストの購入方法、事前課題、およびキャンセル等の扱いについては、受講決定の連絡時にご案内します。

【キャンセル料について】
・受講者都合による受講料の返金は一切いたしません。
・自然災害等、当会の責に帰さない事由による中止の場合は、受講料を返金いたしますが、 振込手数料はご負担ください。
備考
1. チラシの別表2「カリキュラム」は、講師の都合等により、順番変更の可能性があります事をご了承ください。
2. 状況により、中止または延期の可能性がございます。その場合は、東京社会福祉士会ホームページにてお知らせいたします。